NIBの中の人

いろんなモノの輸出入にたずさわるヒトタチの日常と裏側。

いろんなモノの輸出入にたずさわるヒトタチの日常と裏側。

2017年06月


今日はタンクでの動画撮影。
P_20170621_132907_vHDR_Auto_1
ルアーの水中映像は、予想もしなかった性能や側面を見せてくれることもあるので楽しい作業のひとつ。

チャターベイトひとつを取っても、同じルアーなのにヘッド重量が変わるだけで挙動が変わったりします。

釣れるルアーとそうでないルアーの違いを見極めるのは永遠のテーマですが。



アップトンズカスタムズの新製品、パパクローのカラーチャート撮影。
 P_20170614_102356_vHDR_Auto
ソフトベイトの色合いを忠実に再現するのはなかなか難易度が高いんです。

今はフォトショップでいくらでも修正できるとはいえ、最終的に一番納得できるのは今日のように雲一つなく晴れ渡った日に日陰で撮影したもの。

紫外線量が強すぎず弱過ぎず、レフ板などを使わなくてもきれいに撮ることが出来ます。

ディスプレイなど、見る側の環境に左右されるところではありますが、アップトンのソフトベイトは微妙なカラーリングがウリなだけに気を遣うところです。

TVフィッシングショーのホスト、ジャレット・エドワーズと、南カリフォルニアの人気ショップ、ラストチャンスタックル&マリーンのオーナー、ダン・マーチャントの二人がプライベートレイクとして知られるキャニオンレイクで釣りをする動画です。



プライベートレイクというと我々日本人は個人が所有している閉鎖的な釣り場を想像しがちですが、一般的にはゲーテッドコミュニティ(高い塀とセキュリティで守られた居住地区。居住関係者でないと入れず、大抵は高級住宅地)の中にあって、居住関係者だけに開放された〝共有の〟レイクであることがほとんどです。 もちろん完全なる個人所有のものも多数ありますが。

当然パブリックレイクよりはプレッシャーも低く、ヘルシーでコンディションの良いバスが釣れることから、ルアーの製品テストや撮影で使われる事も多く、ローカルの間でも〝一度はあそこで釣りしたいなぁ〟といった具合に憧れの対象だったりもします。

延々と続くボートドックや湖面に突き出したガゼボが形成するシェードをひたすら撃っていくというのがこういったレイクの典型的な攻略法。

漁港や桟橋での釣りが禁止されている日本のレイクではあまり展開できない釣りですが、〝もしかしたら今自分が使ってる米製ルアーはこういうスポットを攻めるために開発されたんじゃ?〟と着眼点をちょっとだけシフトすると、今までイマイチだと思ってたルアーがいきなりスタメンになったりと、釣りの幅が格段に広がったりします。

ちなみにこのキャニオンレイクは、ジョニーラットのデザイナー、マシュー・ジーンのテストレイク。
ここで彼に教えてもらった、いわゆる〝ラットベイティング〟は、それまで自分が持っていたラットやウェイクベイトに対する概念を根底から覆してくれました。

しかしそういった概念の崩壊と糸口となるものは全てコロンブスの卵。
バスフィッシングは現地に行かなくても、視点を変えるだけで自分でも気付ける事ばかりです。

何事も Think Easy, Try Hard. ですね。


この時期になると決まってこの質問が多くなります。

【1/4ozか3/8ozのバズベイトで何かイイのありますか】

なぜそのウェイトなのかを聞くと、そのほとんどが

【浮き上がりが早いのが欲しい】【ゆっくり引きたいので】

 という回答。


あながち間違ってはいないので否定はしませんが、

そういう彼らのほとんどが

【重いヘッド=立ち上がりが悪くて早巻きでしか使えない】

という、非常にもったいない認識をしているのが現実です。


事実、売れ筋であるそのウェイトしかラインナップしていない国産メーカーが

多いのでそう思われてしまうのも仕方ないですね。

いわゆる軽量ヘッド神話というヤツです。


でも実際に売れ筋重量のヘッドと3/4oz以上のヘビー級ヘッドを使い比べてみると、

浮き上がりとリトリーブスピードははっきりいってほとんど変わりません。

むしろその重量ゆえ、バズベイトが効果的とされる強風下における水面での

安定性やキャスタビリティでは圧倒的アドバンテージがあると言ってもいいでしょう。

buzz

事実、アメリカではバズベイトに1ozサイズがラインナップされているのは

珍しい事ではなく、中には更にウェイト増量チューンを施してまで投入する

プロも要るほどです。


線で攻めるルアーですから、ロングキャストが出来るメリット、

カバー回りを通すゆえに、ヘビーロッドが使えるメリット、

それ以上に強風下で正確なキャストができるメリットなどなど

メリットを挙げ出したらキリがありません。


モンスターとの出会いは一期一会。

誰もバズを投げられないコンディションの中、ひとりバズで爆釣なんてのは

普通に起きてますからね。

使わず嫌いでそんな出会いを逃してるとしたらもったいない話ですよ。














↑このページのトップヘ